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皮膚科


当科について

ご案内

場所

本館3F

受付時間

新患:8時〜11時30分まで
再来:8時〜11時30分まで

注意事項

初診の方はまず本館1階の新患受け付けを済ませていただきます。(受け付けは8時から11時半まで)
皮膚科外来は本館3階の3B受付です。
診察開始は9時から

特色

当科の基本理念

和歌山県下で常勤の皮膚科医を擁する基幹病院の一つとして、診断が困難な症例、入院治療を要する症例、総合病院での診療が適正な症例を受け入れ、皮膚科領域での病診提携の一翼を担います。また総合病院の一診療科として、皮膚症状から内臓疾患、全身疾患等の早期発見や病態把握に努めて他科の診療に寄与することも目指しています。それぞれの事情に合わせた治療の個別化にも取り組んでいます。また一定の診療方針が決まった後は通院の便のよい地域医療機関(皮膚科開業医など)への逆紹介も積極的に行っています。
研究的ないし実験的な治療法はほとんど実施しておらず、臨床医学の進歩、発展にあまり貢献していないのは残念ですが、一般病院の立場上やむを得ないと考えます。しかし保険診療の枠内で治療内容に種々の工夫を試みています。

患者さんへ

皮膚病について

皮膚の病気はよく見かけるもの(水虫、湿疹、かぶれ、じんましん、にきび、いぼ、とびひ、魚の目、日焼け、しもやけ、やけど)から珍しいものまで実に多彩です。そして、たいていの人は皮膚のトラブルを経験したことがあると思います。しかし、皮膚に問題がある人すべてが皮膚科へ受診するわけではないようです。
皮膚に発疹があったときには皮膚だけの病気のことも多いのですが、時には内臓の病気のために皮膚にそのサインが出ていることもあります。発疹に着目することで膠原病、糖尿病、内分泌代謝疾患、悪性腫瘍、遺伝病など内臓疾患の早期発見につながることもあります。
皮膚病は他の病気と違う点がいくつかあります。まず第1に病気が目に見えるものであるということ、第2に経過が長く慢性化するものが多いということ、第3に症状としてかゆみに悩まされることが多いということです。
第1の点から病気の存在が他人にわかってしまいます。皮膚病に関しては一般の人々に偏見があり、皮膚病は何でも他人に移るのではないかと信じ込んでいる人もあります。しかし実際には伝染する皮膚病は少ないのです。私たちは毎日皮膚科の診療をしていて風邪を移されることはあっても皮膚病を移されることは滅多にありません。
皮膚病は治りにくく慢性のものが多いです。患者さんによっては、一生治らないのではないかと悲観的になって治療を諦めておられることもあり、また逆にわらをもすがる気持ちで民間療法なども含めあらゆる治療法に手を出して大変な重荷を背負っておられこともあります。
かゆみというのも大変つらいものです。じんましんのかゆさは経験しないとわかりません。掻くと悪くなるとわかっていても我慢できないことがあります。

皮膚科への受診

それでは皮膚に何か症状が出た場合はどうしたらよいのでしょうか。忙しいなどの理由で始めから皮膚科に来院できない場合でも、市販の軟膏などを塗布して1週間しても改善しない、あるいは逆に悪くなってくるような時には皮膚科を受診されることをお勧めします。中には早期に適切な治療をすれば、病気が軽く済んだり、治療期間が短くなったりする病気(帯状疱疹、接触皮膚炎など)もあります。受診の時には今まで使っていた薬(塗り薬、飲み薬など)や、さらに皮膚科以外の病気で服用している薬あるいはお薬手帳を持参してくださると助かります。また、顔に発疹がある場合は化粧をせずに来てくださるとありがたいです。
皮膚病に対しては決して恐がったり悲観したりする必要はありません。その人その人にあった対処の仕方があるはずです。私たちはそれを皆さん方と一緒に考えていきたいと思います。

**残念ながら現時点では電子メールでの医療相談などは行っておりません。

皮膚科沿革史

昭和21年皮膚泌尿器科が開設され、昭和48年に皮膚科として分離独立しました。その後数年ほど非常勤医師による診療を続けている時期がありましたが、昭和61年からは常勤医師2-3名の態勢で診療を行っています。
本院は日本皮膚科学会の専門医研修施設に認定されています。研修医、修練医を受け入れて一般研修医、皮膚科医の卒後教育にも携わっています。また医学生の臨床実習にも協力しています。

地域の先生方へ

当科では地域における病診連携の構築という社会的責務を果たすため、紹介患者さんを積極的に受け入れています。曜日は限られますが、診察医師を指定しての予約初診も可能です。紹介の際には、診療の参考とするため、これまでの各種治療歴、検査データ、生検標本、病理報告書、さらに合併症、既往歴などの情報を提供して下さるととても助かります。また診断や治療方針が確定したのちは、地元の先生方へ逆紹介(できる限りは紹介元の医療機関へ)をさせていただくことがありますので、その節はどうぞよろしくお願い申し上げます。
皮膚という組織は、外と内をわける境界に位置して、多くの要素、要因が集まりあう「萃点」とも言うべき場所です。ここに出現する様々な現象は、その他の臓器、身体機能の異常、不具合と関連していることがあります。こうした観点から、ご紹介下さった患者さんを精査したうえで、しばしば他科の専門医に再紹介させていただくこともあります。


スタッフ紹介

医師

辻岡 馨 (つじおか かおる)

役職 部長
卒業年 昭和58年
専門分野 臨床全般
資格 日本皮膚科学会皮膚科専門医
日本皮膚科学会代議員
和歌山県立医科大学皮膚科臨床教授
和歌山県皮膚科医会理事
備考 多くの患者さんに満足していただける診療をめざします。

大橋 理加 (おおはし りか)

役職 医師
卒業年 平成19年
専門分野  
資格 日本皮膚科学会皮膚科専門医
備考 皮膚のこと、困ったことがあれば、お気軽に御相談ください。
お役に立てるよう頑張ります。

加藤 陽一 (かとう よういち)

役職 医師
卒業年 平成24年
専門分野  
資格  
備考 患者様一人ひとりにご満足頂けるよう努めています 

原 真理子 (はら まりこ)

役職 医師
卒業年 平成25年
専門分野  
資格  
備考  

奥村 えりな (おくむら えりな)

役職 嘱託
卒業年 平成12年
専門分野  
資格  
備考 小さいお子様や女性も安心して受診して頂ける診察を心がけたいと思います。

谷 冴香 (たに さやか)

役職 医師
卒業年 平成23年
専門分野  
資格 日本皮膚科学会皮膚科専門医
備考
話しやすい雰囲気を作れるよう努めています。
気軽に相談してください。
(産休中)

疾患・治療

診断に関しては皮膚疾患の原因となるアレルゲンの検索のためパッチテスト、光線照射試験等を積極的に施行しています。また診断の難しい症例では皮膚組織の病態生理を把握するため皮膚生検(年間約250件)を行い、特殊染色、免疫組織化学染色などを駆使して診断の一助としています。
治療として、自己免疫性水疱症に対して血漿交換療法やガンマグロブリン大量療法を、乾癬、アトピー性皮膚炎、痒疹、菌状息肉症などに対して紫外線療法(主としてナローバンドUVB照射)を、壊疽性膿皮症や膿疱性乾癬に対して顆粒球吸着療法を試みることがあります。皮膚良性腫瘍切除を中心として外来手術を行っています。皮膚悪性腫瘍に対しては、形成外科、整形外科、放射線科、血液内科などと協力して診療する体制をとっています。また当院は乾癬に対する生物学的製剤の使用承認施設に登録されています。 


主な設備

紫外線照射装置(ナローバンドUVB、UVA)、電気外科装置、冷凍凝固用液体窒素を配備しています。