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形成外科


当科について

ご案内

 場所

本館3F

 受付時間

新患:8時~11時30分まで
再来:8時~11時30分まで

注意事項  火は手術のため、受付時間を変更する事があります。
入院手術:(手術室)火・水・木
外来手術:(手術室)月 〜 金

特色

和歌山県で唯一の日本形成外科学会認定施設です。最新の治療を取り入れながら常に高いレベルの治療を提供できるよう日々診療にあたっています。
当科が得意とするところは、口唇口蓋裂をはじめとする顔面の先天異常、顔面骨骨折、顔面軟部組織損傷です。
また和歌山県の基幹病院として熱傷、皮膚の良性・悪性腫瘍およびその再建、先天性疾患として眼瞼下垂症や内反症、耳介や手足、臍などの形成術など多様な手術にも対応できるよう各医師が経験を積んでいます。近年の病院の機能強化に伴い、外科系診療科の手術が高度になるにつれて再建外科としての役割が高くなっています。特に耳鼻咽喉科による頭頸部腫瘍切除時には、遊離皮弁や神経移植などによる機能再建手術が、乳腺外科腫瘍切除時には、エキスパンダー/インプラントによる乳房一次再建手術が増加しています。その他では産婦人科、外科、泌尿器科関連の腫瘍摘出後の同時再建手術も増加しており、私たちは外来診療終了後もチーム医療の一員として癌治療を支えています。手術は患者さんの安全のため、小さなものであっても外来にて医師の診察の上で手術日を決定し、全例手術室にて行っています。

患者さんへ

形成外科は手術治療を中心とする外科系診療科です。頭から足先までの、主に体表部を診療対象としています。患者さんの層も幅広く、生後間もない赤ちゃんから高齢者、男女を問わないのが特徴です。また疾患名は専門的に細分化され一見してわからないものも多いと思います。
「この腫瘍はどうか?」、「この傷はきれいになるのか」、「この部分のかたちは治るのか?」、など疑問や不安があるときには、ぜひかかりつけ医や、かかりつけの診療科の医師に相談してみてください。院内では外来棟1Fの看護相談窓口にて患者さんの訴えに沿った外来をご案内しますので声をかけてみてください。
当科外来では診察と患者さんとのお話を通じて最適な治療を提案しています。症状によっては、保険診療を対象とする当センターではご希望に沿った治療を行えない分野もございますのでご容赦ください。

地域の先生方へ

形成外科では外来担当医制を採用しています。
各スタッフの得意分野はありますが、患者さんの希望に沿った診療日に予約を入れてご紹介いただくのが良いと考えています。
治療については、少人数スタッフの良さを活かし、適宜カンファレンスを行い情報を共有し、均質な治療結果となることを目標にしています。やや難易度の高い手術であっても上級医とともに行うことでより安全性の高い診療となることを心がけています。
2017年4月より眼瞼下垂症外来をスタートしました。毎月第1・3木曜の13時より専門とする医師を招聘し診療にあたっています。この分野は患者さんのご希望が繊細であるため、専門の時間帯を設けることでよりきめ細かな相談ができると考えています。
今後はスタッフの専門性を高め、随時新たな専門外来を開設していきたいと思っております。


スタッフ紹介

医師

奥村 慶之 (おくむら よしゆき)

役職 部長
卒業年 平成12年
専門分野 顔面外傷、皮膚悪性腫瘍
資格
日本形成外科学会専門医・皮膚腫瘍外科指導専門医
日本創傷外科学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医

石井 浩子 (いしい ひろこ)

役職 医師
卒業年 平成23年
専門分野 形成外科一般
資格  

髙橋 夏子 (たかはし なつこ)

役職 医師
卒業年 平成24年
専門分野 顎顔面外科、皮膚腫瘍全般 
資格  

疾患・治療

近年の病院の機能強化に伴い、外科系診療科の手術が高度になるにつれて再建外科としての役割が高くなっています。特に耳鼻咽喉科による頭頸部腫瘍切除時には、遊離皮弁や神経移植などによる機能再建手術が、乳腺外科腫瘍切除時には、エキスパンダー/インプラントによる乳房一次再建手術が増加しています。

Q&A

形成外科とはどういう科ですか?
一言で言うと形成外科は「主に体表面を中心とする変形、醜形を外科的手段によって機能及び形態をできるだけ正常に近づける」事を仕事にしています。
形成外科は「見た目」だけでなく「はたらき」も治療しています。
「体表面を中心とする」とはどう言うことですか?
要するに、外から見て具合が悪ければすべて形成外科で診ると言うことです。具合の悪い原因がその下の筋肉や骨にあるのならそれも当然形成外科で手術を行います。
「変形・醜形」は具体的にどのようなものを指すのですか?
「変形・醜形」ができる原因には大きくわけて3つあります。1つめは外傷(けが)、2つめは腫瘍(できもの)、3つめは先天異常(生まれつき)です。
それぞれについて詳しく教えて下さい。
1つめのけがですが、擦り傷、切り傷、やけどなど皮膚の傷はもちろん、顔の骨折も手術しています。
また、これらのけがをした後の傷跡、ひきつれが気になると手術を希望する患者さんもたくさんおられます。その他、正確にはけがではありませんが、巻き爪、手術後のケロイド、糖尿病などで血のめぐりが悪くなってできてしまった潰瘍なども、手術で治る見込みがあればどんどん手術しています。

2つめの腫瘍ですが小さなあざ、ほくろ、こぶはもちろん、皮膚がんもすべて形成外科が担当です。その他皮膚以外のがんでも切除した後に大きな欠損ができてしまうようであれば、形成外科が生じた欠損を補う手術を行います。乳がん手術後の乳房形成はその代表例です。

3つめの先天異常は眼瞼下垂など眼の異常、小耳症、副耳など耳の異常、唇裂、口蓋裂など口の異常、多指症など指の異常、でべそ、など形成外科で手術をしている対象はたくさんあります。
形成外科で手術すると傷跡が残らないと言うのは本当ですか?
そんなことはありません。どんな名人が手術しても縫った傷の跡は残ります。ただ細い糸でていねいに縫いますので、生じた傷跡が目立ちにくいとは思います。
日常の診療にあたって、どのようなことに気をつけておられますか?
けがや病気に対しての治療法は必ずしも一通りではないことが多く、それぞれ一長一短がありますので、患者さんに十分説明し、納得してもらった上で手術を行うようにしています。