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産婦人科


当科について

ご案内

場所

本館3F

受付時間

新患:8時〜11時30分まで
(火曜日と木曜日は11時まで)

再来:8時〜11時30分まで
(火曜日と木曜日は11時まで)

特色

 産婦人科は、京都大学婦人科学産科学教室の関連病院として医師の派遣を受けており、現在、常勤医師11名、非常勤医師3名が在籍しています。第一産婦人科と第二産婦人科に分かれていますが、それぞれに部長がいることを除けば、その他のスタッフならびに外来・入院診療ともに一つの産婦人科として機能しています。
 第一産婦人科では通常の産婦人科診療に加えて高度な不妊治療を、第二産婦人科では通常の産婦人科診療に加えて高度な周産期治療を行っています。これらの高度な治療を行うために、専門外来として第一産婦人科では不妊外来と中高年医療相談外来を、第二産婦人科では周産期遺伝カウンセリング外来ならびに妊娠と薬外来を行っています。これらの専門外来にはそれぞれの分野を専門とする医師が先進的な治療を行うことによって、患者の要望に応えるとともに和歌山県における医療レベルの向上に寄与しています。以下に、専門外来について簡単に紹介します。

【不妊外来】
必要最小限の治療で妊娠することを目標にしています。そのために患者の年齢、不妊期間、これまでの治療歴などを考慮して、できるだけ身体的にも経済的にも負担の少ない治療法から開始し、次第に治療レベルを上げていく方針をとっています。しかし通常の不妊治療ではなかなか妊娠に至らない場合には、体外受精、顕微授精、精子や胚の凍結保存、無精子症に対する精巣精子を用いた顕微授精などの高度生殖医療を行っています。

【中高年医療相談外来】
更年期障害などの症状をもつ患者の訴えをじっくり聞くことから治療を開始しています。症状を軽減させるための投薬を行うとともに、他の何らかの疾病が潜在していないかどうかを注意深く観察しています。もし婦人科以外の疾病が潜んでいる可能性が疑われた場合には、直ちにその疾病を専門とする他科の医師の診察を依頼しています。女性ホルモン剤の投与に頼りすぎることなく、カウンセリングや漢方薬による治療など、患者とともに最も適した治療法を探すようにしています。

【周産期遺伝カウンセリング外来】
高齢妊娠(出産時年齢35歳以上)の方、染色体・先天異常児を妊娠・出産した既往のある方、妊婦健診で赤ちゃんの問題を指摘された方、出生前検査全般に詳しい説明を希望している方、遺伝性疾患に関して悩みや相談のある方などを対象に、ゆっくりと時間をとって臨床遺伝専門医、産婦人科医師が正しい情報、知識をお伝えしています。

【妊娠と薬外来】
厚生労働省の事業として、国立成育医療研究センター内に『妊娠と薬情報センター』が設置されており、妊婦・胎児に対する服薬の影響に関する相談と情報収集を行っています。当科では平成27年4月からその協力施設として相談窓口を開設し、各種の相談を受け付けています。

患者さんへ

 産婦人科は第一産婦人科と第二産婦人科に分かれていますが、スタッフや業務内容は同じですので、ここでは一つの産婦人科として紹介します。
 まず、産科について紹介します。当院の出産に対する基本方針は、最新の医療機器で厳重に監視しながらの自然な出産です。しかし自然に任せるままでは何らかのトラブルが発生する可能性があると判断された場合には、適宜必要とされる治療を行います。また何らかの合併症をもつ妊婦に対しては、総合病院であることのメリットを最大限に生かし、合併する疾病を専門分野とする他科の医師との連携によって安全に出産できるように対応しています。また、切迫早産や児の異常が疑われる出産に際しては、新生児集中強化治療室(NICU)の小児科医師に出産の立会いを依頼しています。周産期集中強化治療室(PICU)では、地域周産期母子医療センターとしての役割を果たすべく地方の病院や診療所からのハイリスク妊婦の母体搬送を積極的に受け入れています。助産師が中心になって助産所のような家族的な雰囲気のなかで出産をサポートするシステム『院内助産』も行っています。
 次に、婦人科について紹介します。産婦人科にて行う手術症例は子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮脱などの良性疾患が大半を占めています。これらの良性の婦人科疾患を手術するに際しては、可能な限り開腹手術ではなく膣式手術や腹腔鏡下手術を行うようにしています。子宮がんや卵巣がんなどの悪性の婦人科疾患に対しては、日本産科婦人科学会がつくった各種のガイドラインに準拠した治療を行うことは言うまでもありませんが、学会などで紹介される新しい治療法を積極的に導入することによって医療レベルのさらなる向上に努めています。
 最後に、不妊外来について紹介します。必要最小限の治療で妊娠することを目標にしています。そのために患者の年齢、不妊期間、これまでの治療歴などを考慮して、できるだけ身体的にも経済的にも負担の少ない治療法から開始し、次第に治療レベルを上げていく方針をとっています。しかし通常の不妊治療ではなかなか妊娠に至らない場合には、体外受精、顕微授精、精子や胚の凍結保存、無精子症に対する精巣精子を用いた顕微授精などの高度生殖医療を行っています。
 それまでに他の病院や診療所を受診されている場合にはできれば紹介状を貰ってきてください。紹介状があると、より正確な情報が得られるとともに、同じ検査が重複して行われることなく済みます。何らかの事情で紹介状をいただけなかった場合でも診察は可能です。

地域の先生方へ

 外来診察は、初診外来、(婦人科)再診外来、(産科)再診外来、不妊外来の4部門に分けて連日行うとともに、中高年医療相談外来を月・水・金曜日に行っています。当初は午前中だけの外来診察でしたが、外来患者数が増えてきたため2010年4月からは午後からの外来診察(予約再診のみ)も行っています。また周産期に関する専門外来として周産期遺伝カウンセリング外来を水・金曜日(14時から、予約制)に、妊娠と薬外来を金曜日(10時~12時、予約制)に行っています。 
 子宮頸がんや子宮体がんの精密検査としてのコルポスコピー検査や子宮鏡検査ならびにそれぞれの生検(組織診)を月・水・金曜日の午後に行っています。
 手術日は火曜日と木曜日です。手術室3室(手術台3台)を使って、3件の手術を同時に並行して行い、1日に7~8件の手術を行っています。昨年の手術室での総手術件数は743件でした。その主な術式については、本ホームページの症例数・治療成績の通りです。
 入院診療は、婦人科疾患は南病棟10階と本館8A病棟に、産科疾患は本館8A病棟にそれぞれ入院していただいています。南病棟10階には主に婦人科悪性腫瘍疾患に対する手術や化学療法の患者が入院していますが、混合病棟ですので婦人科疾患以外の患者(男性も)入院しています。
 セミオープンシステム(地域の先生方の診療所にて妊婦健診を行い、出産は当院で行う)を積極的に行うとともに、里帰り出産も制限なく受け入れています。セミオープンシステムや里帰り出産を希望される方は、できれば妊娠15週までに当科を受診していただけますようお願いいたします。
 紹介していただいた患者に対する当院での治療が終了した後には、紹介していただいた診療所(病院)の先生方へ逆紹介させていただいております。

スタッフ

現在、産婦人科部には医師10名と修練医1名の計11名の常勤医師ならびに3名の非常勤医師が在籍しています。京都大学婦人科学産科学教室の関連病院として医師の派遣を受けており、教室の主催する研究会や勉強会に参加し意見交換することによって、知識と技術の向上に努めています。


スタッフ紹介

医師

中村 光作 (なかむら こうさく)

役職 第一産婦人科部長
卒業年 昭和53年
専門分野
婦人科悪性腫瘍
不妊治療(高度生殖医療)
資格
京都大学医学博士
関西医科大学臨床教授
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
日本産科婦人科学会産婦人科指導医
専攻医指導責任医
日本周産期
・新生児医学会暫定指導医
女性ヘルスケア
暫定指導医
母体保護法指定医
近畿産科婦人科学会評議員
和歌山県産婦人科医会理事
和歌山県母性衛生学会監事
新生児蘇生法「専門」コースインストラクター

吉田 隆昭 (よしだ たかあき)

役職 第二産婦人科部長
卒業年 昭和62年
専門分野
婦人科悪性腫瘍
周産期医療、内視鏡下手術
資格
日本臨床細胞学会和歌山支部理事
和歌山県母性衛生学会理事
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
日本産科婦人科学会産婦人科指導医
母体保護法指定医

豊福 彩 (とよふく あや)

役職 副部長
卒業年 平成6年
専門分野 婦人科悪性腫瘍、周産期医療
資格
医学博士
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
臨床遺伝専門医

坂田 晴美 (さかた はるみ)

役職 副部長
卒業年 平成7年
専門分野 不妊治療(高度生殖医療)、内視鏡下手術
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医

山村 省吾 (やまむら しょうご)

役職 副部長
卒業年 平成12年
専門分野 婦人科悪性腫瘍、周産期医療
資格
京都大学医学博士
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
日本産科婦人科学会産婦人科指導医
母体保護法指定医
新生児蘇生法「専門」コースインストラクター

横山 玲子 (よこやま れいこ)

役職 医師
卒業年 平成12年
専門分野
周産期医療
不妊治療(高度生殖医療)
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医

家村 阿紗子 (いえむら あさこ)

役職 医師
卒業年 平成22年
専門分野 産婦人科疾患全般
資格  日本産科婦人科学会産婦人科専門医

日野 麻世 (ひの まよ)

役職 医師
卒業年 平成23年
専門分野 産婦人科疾患全般
資格  

安田 枝里子 (やすだ えりこ)

役職 医師
卒業年 平成23年
専門分野 産婦人科疾患全般
資格  日本産科婦人科学会産婦人科専門医

伊藤 拓馬 (いとう たくま)

役職 医師
卒業年 平成24年
専門分野 産婦人科疾患全般
資格  

中村 充宏 (なかむら みつひろ)

役職 医師
卒業年 平成26年
専門分野 産婦人科疾患全般
資格  

山西 宏佳 (やまにし ひろよし)

役職 嘱託
卒業年 昭和48年
専門分野 産婦人科手術、産婦人科疾患全般
資格
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
母体保護法指定

吉岡 潤 (よしおか じゅん)

役職 嘱託
卒業年 昭和57年
専門分野 産婦人科手術、産婦人科疾患全般
資格
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
母体保護法指定

疾患・治療(専門外来)

外来診療

外来診察は、初診、(婦人科)再診、(産科)再診、不妊外来の4部門に分けて連日行うとともに、中高年医療相談外来を月・水・金に行っています。当初は午前中だけの外来診察でしたが、外来患者数が増えてきたために2010年4月からは午後からの外来診察(予約再診のみ)も行うようにしています(外来診察表を参照してください)。子宮頸がんや子宮体がんの精密検査としてのコルポスコピー検査や子宮鏡検査ならびにそれぞれの生検(組織診)は手術日(火・木曜日)以外の月・水・金曜日の午後に行っています。

妊娠経過に異常のない妊婦を対象として、希望があればローリスク妊婦外来を行っています。その外来では経験豊富な助産師がご家族も交えて楽しい雰囲気のなかで妊婦健診を行っております。予約制ですのでご希望の妊婦は申し出て下さい。その他に、助産師外来として母乳外来、児の2週間健診も行っています。

紹介状について

それまでに他の病院や診療所を受診されている場合にはできれば紹介状を貰ってきて下さい。紹介状があると、より正確な情報が得られるとともに、同じ検査が重複して行われることなく済みます。また当センターでの治療が終了した後に長期的な管理が必要な場合には、希望に応じて紹介元の病院や診療所を逆紹介いたします。何らかの事情で紹介状をいただけなかった場合でも診察は可能です。

セミオープンシステムと里帰り出産について

2007年からセミオープンシステム(妊婦健診は近くの診療所で行い、出産は病院で行う)を開始しています。セミオープンシステムを希望される妊婦さまはいつでもその旨をお伝え下さい。また里帰り出産も制限なく受け入れています。セミオープンシステムや里帰り出産を希望される方は、できれば妊娠15週頃までに当科を受診して下さい。

婦人科

産婦人科にて行う手術症例は子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮脱などの良性疾患が大半を占めています。これらの良性の婦人科疾患を手術するに際しては、患者さまのQOLを考慮して可能な限り開腹手術ではなく膣式手術や腹腔鏡下手術を行うようにしています。

子宮がんや卵巣がんなどの悪性の婦人科疾患に対しては、日本産科婦人科学会がつくった各種のガイドラインに準拠した治療を行うことは言うまでもありませんが、学会などで紹介される新しい治療法を積極的に導入することによって医療レベルのさらなる向上に努めています。

産科

出産に対する基本方針は、最新の医療機器で厳重に監視しながらの自然な出産です。しかし自然に任せるままでは何らかのトラブルが発生する可能性があると判断された場合には、適宜必要とされる治療を行います。また何らかの合併症をもつ妊婦に対しては、総合病院であることのメリットを最大限に生かし、合併する疾病を専門分野とする他科の医師との連携によって安全に出産できるように対応しています。

切迫早産や児の異常が疑われる出産に際しては、新生児集中強化治療室(NICU)の小児科医師に出産の立会いを依頼しています。周産期集中強化治療室(PICU)では、地域周産期母子医療センターとしての役割を果たすべく地方の病院や診療所からのハイリスク妊婦の母体搬送を積極的に受け入れています。

LDRについて

新しい産科病棟(8A病棟)には、陣痛が始まってから出産を行い産後の回復までの過程、すなわち陣痛(Labor)、出産(Delivery)、産後の回復(Recovery)を同じひとつの部屋で過ごす個室(LDR)を2室設けています。LDRではご家族(夫や子ども)とともに家庭的な雰囲気のなかで出産を向かえることができます。

院内助産について

助産師が中心となって助産院のような温かい家族的な雰囲気の中で出産をサポートするシステム『院内助産』を平成25年1月から開設しました。

救急

ER(救急外来)を受診する患者さんのなかには、緊急に治療を必要とする産婦人科疾患をもつことは少なくありません。そのため産婦人科医師が連日PICU当直勤務しており、緊急手術にすぐに対応できるような体制をとっています。

不妊外来(専門外来)

必要最小限の治療で妊娠することを目標としています。そのため患者さんの年齢、不妊期間、これまでの治療歴などを考慮し、できるだけ身体的にも経済的にも負担の少ない治療法から開始し、次第に治療レベルを上げていく方針をとっています。しかし通常の不妊治療ではなかなか妊娠に至らない場合には、体外受精、顕微授精、精子や胚の凍結保存、無精子症に対する精巣精子を用いた顕微授精などの高度生殖医療を行っています。

中高年医療相談外来(専門外来)

更年期障害などの症状をもつ患者さんの訴えをじっくり聞くことから治療を開始しています。症状を軽減させるための投薬を行うとともに、他に何らかの疾病が潜在していないかどうかを注意深く観察しています。もし婦人科以外の疾病が潜んでいる可能性が疑われる場合には、直ちにその疾病を専門とする他科の医師の診察を依頼しています。女性ホルモン剤の投与に頼りすぎることなく、カウンセリングや漢方薬による治療など、患者さんとともに最も適した治療法を探すようにしています。

周産期遺伝カウンセリング外来(専門外来)

高齢妊娠に伴う心配事や、染色体異常・先天異常の児を妊娠、出産した既往のある方、妊婦健診で赤ちゃんの問題を指摘された方(NT肥厚、cystic hygroma など)、遺伝性疾患に関して悩みやご相談のある方などを対象に、ゆっくりと時間をとり臨床遺伝専門医、産婦人科医師が正しい情報、知識をお伝えしています。ご夫妻共にしっかりとお話を聞いていただき、検査に対してのそれぞれの想いを確認しあった上で自分たちにとって最適と考える方法を選択していただくことが望ましいと考えますので、ご夫妻での来院をお勧めしています。

当センターでは母体血清マーカー検査、羊水検査、母体血を用いた新型出生前診断(NIPT)を行っております。

 

周産期遺伝カウンセリング外来のご案内

「周産期遺伝カウンセリング外来」では、

  • 高齢妊娠なので色々と心配
  • 前回染色体異常の赤ちゃんを妊娠したことがあるけど、今回は・・?

  • そもそも出生前検査って何がわかるの?染色体疾患って何?

 

といった疑問・心配ごとに、臨床遺伝専門医、産婦人科医師が正しい情報、知識をお伝えします。

出生前診断の検査方法は多様化・複雑化しており、それぞれの内容についてまず十分に理解していただく事が重要です。検査に対して抱いていたイメージが、お話の後では全く変わることもあり得ます。パートナーの方と共にしっかりとお話を聞いていただき、また検査に対してのそれぞれの想いを確認しあった上でお二人にとって最適と考える方法を選択していただくサポートをしたいと考えますので、必ずパートナーの方とご一緒での受診をお願いしています。

対象)

  • 高齢妊娠(出産時年齢35歳以上)、前回染色体異常児を出産した既往のある方
  • 妊婦健診で赤ちゃんの問題を指摘された方(NT肥厚、cyctic hygroma など)

  • 出生前検査全般に関して詳しい説明を希望される方
  • 遺伝性疾患に関して悩みやご相談のある方(妊娠の有無を問わず)など

内容)

  • 染色体や先天異常についての基本的事項の説明を行います。

  • 個別の不安内容により、当センターで施行していない検査も含めて出生前検査について詳細な説明を行います。

  • 遺伝医学関連学会での「遺伝学的検査に関するガイドライン」に基づき羊水検査、クアトロテスト、母体血を用いた新型出生前診断(NIPT)を実施しています。
    (NIPTを希望されて受診される方にも、基本的事項の説明や羊水検査などの確定的診断検査の説明を含めた遺伝カウンセリングを行います。NIPTを希望される場合は必ずパートナーとご一緒の受診が必要です。)

 

 

実施日)
 毎週(水)(金)午後2時より(完全予約制)

場所)
 産婦人科外来診察室

担当医)
 臨床遺伝専門医、産婦人科医師

費用)
 初回5,400円(税込)、再診3,240円(税込)
 すべて自費診療となります。各検査に伴う費用は別。

予約方法)
 かかりつけ医をお持ちの妊婦さんは、かかりつけ医に依頼し、予約センター(電話 0120-936-385 FAX 0120-937-510)を通して専門外来の予約をお取りください。
 当センター産婦人科を受診されている妊婦さんは、外来担当医あるいは外来窓口へお問い合わせください。

 NIPTをご希望されるご紹介は、~NIPT検査の受診についてご案内~をご参考にNIPT専用予約申込書をダウンロードしてご記入のうえ、上記番号までFAXしてください。

 

 

母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査(母体血胎児染色体検査)について

この検査は無侵襲的出生前遺伝学的検査(non-invasive prenatal testing : NIPT)の一つです。当センターでは、NIPTコンソーシアムの方針に従って、本検査を臨床研究として実施します。(よりよい遺伝カウンセリングを提供する体制について検討し、その成果をフィードバックして次に検査を受ける人の遺伝カウンセリングのために活用するための臨床研究です。)

検査の概要
母体の血液を約10cc採血し、血中に浮遊する胎児のDNA断片を分析することで赤ちゃんが特定の染色体異常症かどうかを検査します。
検査は現在、21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体の数的異常のみを対象としています。
この検査の精度は母体年齢や背景などにより異なります。陽性的中率(陽性となった方のうち実際に児が罹患している確率)は21トリソミーで母体が35歳の時、約84%程度です。陽性的中率は母体年齢が高年になるほど高く、若くなるほど低くなります。結果が陽性、と出た場合でも赤ちゃんが本当に対象の染色体異常であるかを確認するためには羊水検査などの確定診断(侵襲検査)が必要です。
一方、陰性と出た方のうち、実際に児が罹患していない確率は99.9%です。陰性の場合、児が対象の染色体異常である可能性は極めて低いと解釈されます。比較的高齢の妊婦さんであっても高い陰性的中率が期待されるため、侵襲的な羊水検査を減らす効果が期待されます。

母体血中の胎児由来DNA量が少ない場合、「判定保留」との結果がでることがあります(1%以下)。ご夫妻の希望に応じて再検査あるいは羊水検査などの侵襲的検査の実施が可能です。
検査の限界
あくまで非確定診断であるため、確定診断には羊水検査などの追加検査が必要です。
対象疾患(現在では21トリソミー、18トリソミー、13トリソミー)以外の染色体異常症については調べることができません。また、染色体異常に関係しない先天疾患や遺伝性疾患について調べる事はできません。
検査の対象者

【単胎妊娠】の方で

  • 高年妊娠(分娩予定日に35歳以上である)の妊婦さん
    (但し、凍結胚移植による妊娠の場合、採卵時の妊婦年齢が34歳2か月以上である)
  • 21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのお子さんを妊娠したあるいは出産したことのある妊婦さん

  • 胎児が21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのいずれかに罹患している可能性の上昇を指摘されている妊婦さん
    (超音波検査や母体血清マーカー検査で胎児が上記の染色体異常である可能性の上昇を指摘されている場合。
    ご夫婦のいずれかに21、18、13番の染色体が関与する転座などがある場合。)

 

 

上記の条件を満たす方で、

  • 分娩予定日が決まっている

  • 分娩する施設からの妊娠および分娩経過の情報を当センターに報告していただける

  • 遺伝カウンセリング外来受診日が妊娠10週0日から13週6日である

  • 検査前後の遺伝カウンセリングを夫婦で受けることができる

 

を満たす方のみ受け付けております。
胎児に明らかな形態異常が認められている方は、転座なども解析可能な羊水検査などの確定的検査をお勧めします。

受診のながれ
【予約申し込み方法】
当センターを受診中の妊婦さんは健診担当医にお問い合わせください。
他院受診中の妊婦さんはかかりつけ医にお問い合わせください。
当センターの予約センターを経由し、かかりつけ医からの紹介のみ受けております。
(個人からのお問い合わせには対応しておりません)

NIPT検査の受診についてご案内とNIPT専用予約申込書をダウンロードし、かかりつけ医に記入、予約をお願いしてください。
  ↓
予約センター
  ↓
  ↓予約票で受診日時をかかりつけ医にご案内します。
  ↓
【受診方法】
予約日:予定時刻の15分前には本館1階③番“初診”窓口にお越しください。
パートナーの方と一緒に遺伝カウンセリングを受けていただきます(産婦人科外来)
(NIPT検査、羊水検査などの説明を含めた遺伝カウンセリングを行います。検査を行うかどうか十分時間をかけて検討いただきますので、翌日以降に改めて採血となります。)
  ↓※遺伝カウンセリング外来と同日には採血を行いません
  ↓
  ↓
検査予約日に採血(産婦人科外来) 毎週(火) 同意書を持参ください。
  ↓
  ↓ 約2週間後に結果がでます
  ↓
結果(説明)(遺伝カウンセリング) ご夫妻で受診していただきます(産婦人科外来)
検査結果が陽性の場合の方は、羊水染色体検査の説明と予約を行います。
(陽性の場合の羊水検査の実施は無償です。)

分娩1-2年後にアンケート調査を行いますので、回答をお願いします。

 

費用に関して
検査を受ける場合は、検査関連費用として約20万円(保険適応外)かかります。(遺伝カウンセリング料込)
検査を受けない場合でも、遺伝カウンセリング料は別途かかります。
(初回 5,400円 2回目以降 3,240円)
上記費用は受診当日現金またはカードでの支払いが必要となります。

ご紹介いただく先生方へのご案内 ~NIPT検査の受診について~

NIPT検査を行うに際して、事前に遺伝カウンセリングを行います。予定日が確定したら妊娠10週~13週6日の間に必ず産婦人科内の「周産期遺伝カウンセリング外来」の受診予約をお願いします。

・検査の対象となる方
【単胎妊娠の方で】
①分娩予定日に35歳以上(凍結胚移植による妊娠では、採卵時の年齢34歳2か月以上)の方
②21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーの児を妊娠・出産既往がある方
③21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのいずれかの可能性が高いと指摘された方
(超音波検査や母体血清マーカー検査でリスクの上昇を指摘されている場合。ご夫婦のいずれかに21、18、13番の染色体が関与する転座などがある場合。)

・予約申し込み手順
NIPT専用予約申込書をダウンロードしていただき、予約センター宛にファックス(FAX:0120-937-510)をお願いします。「周産期遺伝カウンセリング外来」(毎週(水)(金)午後)
当日、あるいは翌日に受診予約票を返信いたしますが、予約枠の関係にて検査希望の妊婦さんすべてに対応出来ないことがありますことをご了承ください。
NIPT採血検査は、遺伝カウンセリング後に日を改めて行います。

 

 

注意事項

・受診当日は、予約時間の10-15分前に本館1階③番“初診”窓口を通り産婦人科外来受付までお越しください。
 

・検査前後の遺伝カウンセリングは必ずパートナーの方とご一緒に受診していただきます。

・遺伝カウンセリング外来受診日にはNIPT検査(採血)を行う事はできません。
 

・費用:約20万円(自費)

 (遺伝カウンセリングと検査を合わせた費用です。遺伝カウンセリング外来受診後、NIPTを受けない選択をされた場合は遺伝カウンセリング外来料【初回 5,400円 再診 3,240円】のみの費用となります。当日支払い、カード払い可)
 

・後日、妊娠・分娩経過について妊婦さんご自身に問い合わせさせていただきます。

 

<妊婦さんにお渡しいただくもの>
 NIPT専用予約申込書兼診療情報提供書
 受診予約票

<紹介に関するお問い合わせ先>
〒640-8269 和歌山市小松原通四丁目20番地
日本赤十字社和歌山医療センター 予約センター
TEL 0120-936-385 FAX 0120-937-510

 

 

妊娠と薬外来(専門外来)

厚生労働省の事業として2005年10月より国立成育医療研究センター内に『妊娠と薬情報センター』が設置され、妊婦・胎児に対する服薬の影響に関する相談と情報収集を行っています。当センターは平成27年4月よりその協力施設として相談窓口を開設し、以下のようなご相談を受け付けております。

  • 持病で薬を内服しているが、今後妊娠しても良いのか?
  • 妊娠していることに気付かずに薬を内服してしまったが、赤ちゃんへの影響はないのか?
  • 妊娠中も持病の内服薬を続けてもよいのか?

ご相談内容に関して、『妊娠と薬情報センター』において国内外の最新データを取りまとめ、当センター妊娠と薬専門医師・薬剤師がお答えします。

事業の詳細は、国立成育医療研究センター内に『妊娠と薬情報センター』のホームページをご覧ください。

当センターでのご相談の流れ

<1> 問診票(必須)・相談依頼書(任意)を入手する

国立成育医療研究センターホームページ内「妊娠と薬情報センター」へアクセスして下さい。

「相談内容・方法」のページを選択していただき、「妊娠と薬外来での相談までの手順」まで進んでいただくと、相談までの流れの説明の閲覧・相談に必要な上記2種類の書類のダウンロードができます。

<2> 問診票を記入する
「7.相談方法の記入」「妊娠と薬外来での相談希望」の欄に「日本赤十字社和歌山医療センター」とご記入下さい。
<3> 問診票の送付
  • 問診票を封書にし、ポストに投函(相談依頼書は不要)。
    送付先:〒157-8535東京都世田谷区大蔵2-10-1 国立成育医療研究センター内 妊娠と薬情報センター
  • 問診票が妊娠と薬情報センターに到着すると、国立成育医療研究センターより「相談方法のお知らせ」をお送りします。こちらをご確認し、外来予約をおとり下さい。
  • 外来受診日に来院し、相談を受けて下さい。

日本赤十字社和歌山医療センター 妊娠と薬外来

※完全予約制です。
注意)国立成育医療研究センターへ申込みをした方のみ予約可能です。

住 所:和歌山県和歌山市小松原通4丁目20番地
外来日:毎週金曜日(祝日は除く)
時 間:午前10時〜12時
   (午前10時〜、午前11時〜)
   30分程度 要予約
費 用:5,400円(自費診療)
   ※30分を超える場合は、5,400円を追加

妊娠と薬外来の予約に関しては、国立成育医療研究センターから送られてくる「相談方法のお知らせに」従って、予約をおとりください。
詳細を知りたいとき、不明な点があるとき、困ったとき(ホームページが見られない、問診票がダウンロードできないなどは)妊娠と薬情報センターまでお電話下さい。

国立成育医療研究センター内 妊娠と薬情報センター

TEL:03-5494-7845

受付時間:月曜〜金曜(祝日を除く) 10:00〜12:00 13:00〜16:00

各教室のご案内

母親教室

妊娠された方やご家族の方を対象に、第1〜4金曜日の14時〜16時に、以下の内容で【母親教室】を無料で開催しています。

開催日
1限(14〜15時)
2限(15〜16時)
第1
金曜日
子育て・・・小児科医師より
子育て(沐浴指導含む)・・・助産師より
第2
金曜日
分娩の生理・・・産科医師より
呼吸方法・補助動作・・・助産師より
第3
金曜日
妊娠中の栄養・・・管理栄養士から
妊娠中の保健・・・助産師から
第4
金曜日
内容は検討中です。乞う御期待下さい。

 

未来のママと楽しい時間を過ごせるように、一同、お待ちしております。

マタニティヨーガ教室

1.教室開催日時
毎月 第2・4水曜日
14時〜16時
2.教室開催場所
103会議室
(西館タリーズの奥)
3.受講対象者
当センターで妊婦健診を受けている妊婦(医師の承諾が必要なため)
4.受講料
¥3,000+消費税

体外受精培養室

産婦人科部の不妊外来では,通常の不妊治療ではなかなか妊娠しない重度の不妊症に対して高度生殖医療を行っています。

当センターにて行っている高度生殖医療

体外受精・胚移植
顕微授精
普通の体外受精では受精しない症例が対象になります。
精巣精子を用いた顕微授精
無精子症の症例が対象になります。
受精卵の凍結保存
精子の凍結保存
以上高度生殖医療は体外受精培養室で行っています。

特色

体外受精培養室では、経験豊かな日本哺乳動物卵子学会(JMOR)認定の生殖補助医療胚培養士が専属で培養・管理しています。
体外受精培養室では、経験豊かな日本哺乳動物卵子学会(JMOR)認定の生殖補助医療胚培養士が専属で培養・管理しています。(担当:内川喜久胚培養士)
世界中から選りすぐった培養液、培養環境にて初期胚の発育をサポートしています。
胚移植時にはパソコン画面にて胚の発育状態を説明しています。
胚移植の時期は採卵から2日目(1)、3日目(2)、5日目(3)です。
また、特別に2日目と5日目の両日もどす場合もあります。
  • (1)

  • (2)

  • (3)


発育がよい卵が多数ある場合は最新の方法で凍結保存できます。

実績

平成 4年 9月
平成 6年11月 体外受精・胚移植による出産、凍結・融解胚移植による出産
平成 9年11月 顕微授精による出産、無精子症に対する精巣(睾丸)精子を用いた
平成11年12月 顕微授精による出産

(いずれも和歌山県内では初めての成功例です。)

表彰

平成7年3月「和歌山県医学研究奨励賞」を体外受精グループが受賞

母乳について

母乳で育てましょう!

母乳で育てようというお母さんの願いを全力でサポートしようと取り組んでいます!

 

妊娠中からの乳房ケア

乳房の手当

母乳育児をよりスムーズにスタートさせるためには、妊娠中からの乳房の手入れやマッサージは欠かせません。安定期に入ったら、乳房ケアについて、お話させていただいています。

妊娠20週・妊娠28週・妊娠36週の妊婦健診時に、乳房のチェック・妊娠中に行うことができる乳房の手当の方法を、お話させていただきます。

母親教室

妊娠中の乳房ケアや産後の授乳についてのお話をさせていただきます。(予約不要)
妊娠された方やご家族の方を対象に、第1〜4金曜日の14時〜16時に、下記の内容で開催しています。

開催日 
1限(14〜15時)
2限(15〜16時)
第1
金曜日
子育て・・・小児科医師より
子育て(沐浴指導含む)・・・助産師より
第2
金曜日
分娩の生理・・・産科医師より
呼吸方法・補助動作・・・助産師より
第3
金曜日
妊娠中の栄養・・・管理栄養士から
妊娠中の保健・・・助産師から
第4
金曜日
新しいプログラムの準備中

●場所:西館1階103会議室
●時間:14:00〜16:00
●受講料:無料
※金曜日が祝日の場合と第5金曜日は、お休みさせていただきます

LDRでお産しませんか

出産時の乳房ケア

早期母子接触

出産直後に、早期母子接触を行っています。早期母子接触とは、赤ちゃんを、母親の乳房と乳房の間に抱いて、裸の皮膚と皮膚を接触させます。
赤ちゃんが、お母さんの匂い・肌のぬくもりを早期にインプットすることによって、母乳哺育がすすみます。
また、生まれたばかりの赤ちゃんの体温や呼吸を安定させてくれます。

出産直後から授乳開始

生まれてすぐの赤ちゃんは、目を見開き、母親の声や周囲の様子に反応を示します。この時期に、授乳をすることによって、赤ちゃんに、「あなたのおっぱいですよ!」とインプットすることができます。
出産直後の一時間は、母と子のゴールデンタイムと言われています。

産後の乳房ケア

自律授乳

赤ちゃんのリズムに合わせて、赤ちゃんが欲しがる時に、母乳を飲ませる方法です。
赤ちゃんに、頻回にお乳を飲ませることで、母乳栄養確立をスムーズに行なうことができます。
『お乳が出ないから飲まさない』のではなく、『お乳を出すために赤ちゃんに吸ってもらう』のです♪

母児同室

母児同室で過ごすと、赤ちゃんの自然な欲求に合わせおっぱいを吸わせることができ、おっぱいは早く良く出るようになります。お母さんも早く育児に慣れることができます。

大部屋は、5時〜23時まで、個室は24時間同室が可能です。
ただし、お母さんが疲れている時は、新生児室で、赤ちゃんをお預かりしています。

退院後の母乳育児支援

二週間健診・母乳外来を行っています。産後のお乳について、助産師がアドバイスさせていただいています。

二週間健診(完全予約制)

<日時>
月曜日〜金曜日(9時30分〜11時30分)

<内容>
●赤ちゃんの体重測定
●哺乳量の測定
●乳房チェック
●授乳についてのアドバイス

母乳外来(完全予約制)

<日時>
月曜日〜金曜日(9時30分〜11時30分)
※退院後の電話予約も可能です。