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心療内科


当科について

ご案内

場所

本館3F

注意事項 初、再診ともに「完全予約制」とさせて頂きます。
診察を希望される方は必ず事前に予約してください。
また現在、他院の精神科または心療内科に通院されている方は、必ず紹介状が必要となります。

予約方法

★初 診
①他の医療機関からの紹介状がある場合
  →予約センターにて予約(073-421-8175)
   予約受付時間 9時〜17時
②他の医療機関からの紹介状がない場合
  →心療内科にて予約(内線1367)
   予約受付時間 9時〜17時

★再 診
   心療内科にて予約(内線1367)
   予約受付時間  9時〜17時

特色・診療内容

ストレスを受けると、胃がキリキリ痛んだり、動悸がしたり、血圧が上がって頭が痛くなったりする、などの症状は誰しも経験があることでしょう。このようなストレスによる身体の不調を、「心身症」と呼びます。心療内科では、このような心身症を専門に診療しています。

心療内科では、心と身体の両面から診療を行うため、初診では問診票、心理テストに加えて、自律神経機能検査や臨床心理士による詳細な予診を原則として行っております。このように診療に時間を要するため、初診・再診ともすべて完全予約制としております。そのため突然来院されても、当日初診はいたしかねますので、ご注意ください。

なお、一般の心療内科は精神科医が標榜していることがほとんどですが、当センターでは内科医が行う心療内科です。このため、不眠症、認知症、うつ病、不安神経症、統合失調症、アルコール・薬物依存症、不登校、発達障害、人格障害、悩み事の相談、などは当科では診療していませんのでご注意ください。
また、当科は外来診療のみで入院病棟が無いため、摂食障害については診療していません。

心療内科で診る心身症

消化器系

胃カメラでは異常所見がないのに胃痛・胃もたれを訴える機能性ディスペプシア、緊張すると腹痛や下痢をしてしまう・便秘なのに下剤を使用しても腹痛のみでうまく排便できない過敏性腸症候群など

呼吸器系

突然息が苦しくなる過呼吸症候群、ストレスがかかると悪化する気管支喘息、酸素飽和度は十分あるのに呼吸苦感を感じる心因性呼吸困難など

循環器系

緊張すると血圧が上昇する白衣性高血圧、起立時に血圧低下・気分不良を訴える起立性調節障害など

免疫アレルギー系

原因不明の微熱を生じる心因性発熱、著しい疲労感を訴える慢性疲労症候群、全身の多彩な筋肉痛を生じる線維筋痛症など

脳神経系

ストレスにより増悪する緊張型頭痛、眼瞼痙攣、本態性振戦、治療抵抗性の偏頭痛などや、検査で異常が無いしびれ・痛みなど

産婦人科系

ホルモン剤を使用しても改善困難な月経困難症や更年期障害、治療抵抗性の妊娠悪阻(つわり)など

泌尿器系

緊張すると小便が近くなる心因性頻尿、頑固な会陰部痛を訴える慢性前立腺炎、テストステロンは正常、もしくはホルモン補充しても改善しない男性更年期症候群など

耳鼻科系

器質的病変がなく遷延するめまい症候群、咽喉頭異常感症など

皮膚科系

ストレスがあると増悪する慢性蕁麻疹やアトピー性皮膚炎、原因不明の脱毛症、抜毛症、緊張すると手に汗をかく手掌発汗、暑くもないのに頭部だけ発汗するなど

整形外科系

レントゲンやMRIでは説明のつかない場所に頑固な痛みを訴える慢性疼痛症候群など

歯科口腔外科系

器質的には全く異常が無いのに疼痛を訴える非定型歯痛や舌痛症、著しい口腔内の乾燥を訴える口腔内乾燥症、治療抵抗性の顎関節症など

外科系

腹部手術後の頑固な腹痛・便通異常、術後の体力低下・倦怠感、化学療法後の諸症状など

設備など

性格検査や知能検査など心理検査一式、MMPI自動診断システム、箱庭、自律神経機能検査(きりつ名人)


スタッフ紹介

医師

西田 愼二 (にしだ しんじ)

役職 部長
卒業年 平成5年
専門分野 心身症一般
東洋医学
資格 日本内科学会認定医
日本心身医学会専門医・指導医・評議員
日本東洋医学会専門医・代議員
日本プライマリケア連合学会認定医・指導医
関西医科大学非常勤講師
近畿大学非常勤講師
緩和ケア指導者研修会終了

その他

倉山 正美 (くらやま まさみ)

臨床心理士

谷口 浩子 (たにぐち ひろこ)

臨床心理士

坂田 真穂 (さかた まほ)

非常勤臨床心理士


疾患・治療

当科で診療することの多い疾患について、当科での治療方法について解説します。

慢性疼痛

長期に痛みを感じるにも関わらず、血液検査やレントゲン・MRIなどの画像検査で全く異常を認めない、あるいは軽度の異常はあるものの、それだけでは症状の説明がつかない疼痛を、慢性疼痛といいます。この慢性疼痛の患者さんは、内科、神経内科、整形外科、脳神経外科などさまざまな診療科を受診しても診断がつかず、多くの医療機関を受診していることがほとんどです。そして痛みだけでなく、不眠やうつ状態など、精神的にもつらい状況におかれていることが多くみられます。

心療内科では、「特殊な検査を行って、痛みの原因を見つけて特効薬を処方する」ということはできません。その代わりに、「痛みと付き合う方法」を指導するとともに、痛みを感じにくくする薬や漢方薬などを処方し、徐々に日常生活を快適に送ることが出来るように援助します。

がん関連

当センター他科受診中の患者さんに対して、院内がんサポートチームの一員として、がんサポート外来を行っています。がんによるさまざまな身体的、精神的苦痛に対して治療を行います。

消化管疾患

緊張すると胃が痛くなる、あるいはお腹が痛くなって下痢をもよおす、などの胃腸症状があるにもかかわらず、胃カメラや大腸カメラを行っても、炎症も潰瘍もみられないことがあります。これは、消化管の運動機能異常、消化管の疼痛過敏、精神的ストレス、の3つが主な原因です。

心療内科では、消化管運動調節薬、向精神薬、漢方薬などの処方と、生活指導・行動療法などによって症状の改善をはかります。

めまい・ふらつき

フワフワするような非回転性のめまいがあり、耳鼻科を受診しても内耳や前庭神経系の異常は無く、神経内科でも異常を認めないめまいは割と多く、どこに受診したら良いのか困ることがよくあります。

心療内科では、自律神経機能検査を行い、漢方薬などの処方と、行動療法などを行って症状の改善をはかります。

女性疾患

産婦人科でホルモン療法を行っても改善のみられない更年期障害や月経前症候群には、漢方薬や向精神薬などの処方を行って改善をはかります。

自律神経失調症

胃痛、動悸、頭痛、眩暈、しびれ、疼痛など、多彩な身体症状があり、あちこちの病院を受診して検査をうけても特に異常がみられず、病名もつけられない症状は「自律神経失調症」とされます。治療には漢方薬、向精神薬、行動療法などさまざまな方法を用います。