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小児外科


当科について

ご案内

場所

本館2F

受付時間

新患:8時〜15時まで
再来:8時〜15時まで

特色

小児外科部は平成18年9月に新設されました。主に15歳以下の子供の外科的疾患を扱います。手術件数はここ数年増加傾向で90-100例/年です。2016年5月末で設立当初より診療に当たっていた宇都宮先生が異動され、現在は横山ひとりで全例対応しております。

小児外科が対応する疾患のうち、圧倒的に多いのが鼠径ヘルニアです。当センターでは鼠径ヘルニア手術は一泊二日入院で行っております。手術前日入院、手術当日退院としております。また2016年5月より腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術を導入致しました。次に多いのは虫垂炎です。2006年から虫垂炎については全例腹腔鏡手術を行う方針としております。腹腔鏡下虫垂切除術(現在はすべて単孔式)を行った患者さんの多くは、術後2-3日で退院しておられます。これまで虫垂炎のほとんどすべてが緊急手術だったのですが、抗生物質による保存的治療が多くなされるようになり、いったん症状が治まった後に再び虫垂炎の症状が現れる患者さんが、かなり見られるようになりました。中には2度、3度目のepisodeを起こして慢性虫垂炎あるいは再燃性虫垂炎といえるような状態の患者さんも見られます。これらの患者さんには、ご希望があれば予定手術での腹腔鏡下虫垂切除術を行う方針としております。このほか頻度は多くありませんが、食道閉鎖、横隔膜ヘルニア、腸閉鎖などの新生児疾患や、胆道閉鎖症、胆道拡張症、腫瘍などの手術も行っております。また脳性まひの患者さんの胃食道逆流に対しての手術も行っております。新生児疾患は年間5例前後と少ないですが、これまでの10年間で手術した患者さんの死亡例は2名のみです。食道閉鎖症は年間1例ずつくらいで全例生存しております。また胆道閉鎖症はこれまで8例あり、黄疸が消失しなかったのは3例のみで、この患者さんを含めて4例が京都大学で肝移植を受けて、現在のところ全例が元気に生存しております。

外来では手術患者さんのfollowも重要ですが、小児慢性便秘の患者さんが多く、肛門周囲膿瘍などの肛門疾患も多く診療しております。子供は小さい大人ではない、とよく言われますが、まさにそのとおりで、小児特有の疾患も多いのですが、鼠径ヘルニアや虫垂炎など大人と共通する疾患でも、子供の場合まったく違う対応が必要です。小児外科部の症例数は決して多くはないですが、日本赤十字社和歌山医療センターが地域の中核病院であり続けるためには、ぜひ必要な1部門であると考えております。


スタッフ紹介

医師

宇山 志朗 (うやま しろう)

役職 部長(兼)
卒業年 昭和57年
専門分野 消化器一般外科
資格 医学博士
日本外科学会専門医
国際医療救援登録要員

横山 智至 (よこやま さとし)

役職 副部長
卒業年 平成12年
専門分野  
資格 日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
日本移植学会移植認定医
日本がん治療認定医機構認定医
消化器がん外科治療認定医
日本プライマリケア連合学会指導医・認定医