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小児科

症例数・治療・成績

外来患者数は年間17,016人、救急患者数 2,285人、年間新入院患者数は984人

内分泌・代謝

発育異常外来登録患者2,600人のうち低身長症は約半数を占めます。

成長ホルモン治療を実施した107人のうち、ターナー症候群12人、プラダー・ヴィリー症候群6人、成人4人、軟骨無形成症1人を除く患児88人中25人(28%)は、続発性および原発性の重症型成長ホルモン分泌不全症です(うち成人8名)。

甲状腺機能亢進症57人、甲状腺機能低下症19人、思春期早発症252人(うち性腺抑制療法実施したもの18人)、性腺機能低下症16人(カルマン症候群3人)、糖尿病40人(1型30人)などです。

免疫・アレルギー

アレルギー外来の年間新患者数は約150人、週平均の患者数は60~80人で、その内訳はアトピー性皮膚炎10%、気管支喘息30%、食物アレルギー60%でした。

気管支喘息の薬物療法は、軽症持続型以上では、抗ロイコトリエン薬の内服をほぼ全例に、吸入ステロイド薬治療は約40%の患児に行っております。

食物アレルギーに対しては、入院で年間約100人に負荷試験を行い、摂取可能となる場合も多くみられます。

エピネフリン自己注射は約130人に処方を行っています。

膠原病

若年性特発性関節炎11人(内3人は全身型若年性特発性関節炎)で、4人に生物学的製剤を使用し、良好なコントロールを得ています。

その他SLE5 人、MCTD1人、大動脈炎1人、サルコイドーシス1人、シェーグレン症候群1人、抗リン脂質抗体症候群2人などの疾患の診療を行っております。

当センター小児科は、2017年9月、県内の病院では初めて小児リウマチ中核病院に認定されました。また、日本リウマチ学会認定専門医である小児科医がいる唯一の病院です。


川崎病

県下症例の半数以上を占め、平成27年度の入院患者数は34人で、最近の5年間では149人の治療を行いました。

ガンマグロブリン大量療法を主にした治療を行い、心エコーなどで長期的経過観察を実施しています。

呼吸器

慢性呼吸不全に対して小児の在宅人工呼吸療法を県下で初めて実施し、現在7人が継続中です。

未熟児・新生児

平成27年の新生児入院は138人で、10人が1,500g未満の極低出生体重児、7人が1,000g未満の超低出生体重児でした。

気管内挿管での呼吸器使用は31例で、死亡退院は0例です。

一酸化窒素吸入療法やNO療法や脳低温療法も行っており、外科疾患の対応も可能です。

血液・悪性腫瘍

日本小児がん研究グループ(JCCG)の一員として、白血病、リンパ腫、および脳腫瘍や神経芽腫などの固形腫瘍について、全国的な治療研究グループとして標準的な治療プロトコールに従った治療を行っています。

最近3年間の新規治療例は、急性白血病5例、悪性リンパ腫0例、脳腫瘍2例、神経芽腫1例などです。

造血幹細胞移植が必要な症例には、これまで19人の患者が当センター血液内科と協力したり、京大などに転院して移植を受けました。また当科では自家末梢血幹細胞移植を4人に施行しました。

その他血友病などの非腫瘍性疾患についても標準的な治療を行っています。

神経

現在約250人のてんかん症例を加療中です。
年間の脳波検査は約300人。ビデオモニタリングシステムの導入により、発作時脳波の検索が可能となりました。

腎臓外来

ネフローゼ症候群、IgA腎症などの疾患の治療を行っています。

循環器外来

先天性心疾患、不整脈、学校心臓健診、川崎病フォローなどを行っている。

発達外来

発達相談、育児支援などを行っています。また、臨床心理士によるカウンセリングや発達検査を行っています。