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スギ花粉症が自然に治ることは治癒は1-2%と考えられています。
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一度発症すればその後長期間無症状でも大量飛散などにより再び症状が発現することが多く、
その根本的治療の開発が期待されます。
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最近の進歩した免疫・アレルギー学、遺伝子学に立脚し、
有望な治療法の開発が行われつつありますが、まだ研究段階です。
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現在のところ、長期に治癒状態に持っていける治療法として、
スギ花粉のエキスを低濃度から高濃度に注射していく減感作療法と呼ばれるよる方法があります。
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減感作療法が成功すると、花粉の飛散の多い年でも無症状または軽症ですむようになります。
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しかし、従来の方法ではまれに重篤な副作用のおこることもありました。
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最近、スギ花粉に含まれる主要抗原に多糖体を結合したスギ花粉アレルゲンで
減感作療法する方法が臨床試験を終わった段階で、近く厚生省に申請されるとされています。
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副作用も少なく有効率65%以上で高く、スギ花粉症の根本的治療として期待されています。
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さらに、「花粉症などのアレルギー疾患が増加したのは
結核や蓄膿症などの感染症が減少したため」とする私たちの仮説や研究成果をもとに、
細菌から作られた薬がアレルギーに効くのでないかと考えられつつあります。
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英国では、BCGを英国での枯草熱の治療に用いられた研究があります。
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つまり、実薬と偽薬を用いる2重盲検試験でBCGが枯草熱に効果的であったと
Wales大学のHopkin教授らは報告しています。
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私たちは、通年性鼻アレルギーの患者さんに同意を得て、
溶連菌製剤(OK432)を投与したところ、極めて効果的に症状が改善しました。
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また、私たちは昨年のスギ花粉飛散シーズンに先立ち、
乳酸菌の一種であるエンテロコッカス・フェカーリスの
FK-23株を酵素処理および加熱処理した市販顆粒食品を、
スギ花粉症患者さんの希望者に飲んでもらったところ、
花粉症の鼻および眼の症状を改善することが確認できました。
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このような細菌製剤によるスギ花粉症をはじめとする
アレルギー疾患に対する効果のメカニズムをさらに究明することで、
スギ花粉症を根治できる日がくると信じています。
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