
院長
百井 亨 |
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東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興の為に、私達も引き続き医療面からの支援に全力を尽くす所存です。
3月11日は私どもの病院の新本館竣工式の日でした。式典が終了して参加者が帰路に就いた直後の2時46分に震災が発生しました。間もなくその規模が尋常ではなく、さらに地震による津波の被害が甚大であることが明らかになりました。私どもの病院からも救護班の派遣準備を始め、午後8時には病院を出発して日赤和歌山県支部職員と合流し現地へ向かいました。その後今日まで引き続き救護班を岩手県の山田町へ派遣してきました。
日本赤十字社医療施設規則(昭和41年)では、赤十字病院の事業の第一に「災害時における医療救援」が挙げられています。新本館は今後いつ発生するかもしれない東南海地震等における大災害にも対処出来るよう施設を充実する目的で平成16年から本格的に計画が立てられました。
竣工なった新本館は和歌山県の災害拠点病院としての機能を果たすため、ヘリポートの新設(2機の駐機が可能)、トリアージエリアの確保、救急外来施設と救急病室の拡充、手術室の増設(22室)等に力点をおき、さらに周産期医療施設の充実を図りました。
新本館の竣工式当日にこの度の大震災が発生したことは偶然の一致ではありますが、私達職員一同が赤十字の基本である「医療救援」という重大な使命を改めて確認した日でもありました。既存設備の点検も含めて、これまで以上に災害発生に備えるとともに、地域医療の拠点病院としてより安全で良質の医療を提供出来るように引き続き環境整備に努力する所存です。これからも引き続き皆様方のご理解とご支援をお願い申し上げます。
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