小児科医が、退院前日に赤ちゃんが退院できる状態かどうか、黄疸や体重増加などから全身の状態を診察します。
また、入院中に、赤ちゃんの内臓に異常がないか小児外科医による診察も行っています。
聴力障害は、1,000人に2~6人の割合でみられ、言語・知能発達に影響を及ぼしますが、早期に発見し、言葉の発達やコミュニケーション形成などの適切な訓練を行うと、障害の程度を軽減させることができます。
当医療センターでは、自動化ABRスクリーニング装置を用いて、聴覚スクリーニング検査を行っています。聞こえているかどうか意思表示のできない赤ちゃんでに検査が可能です。
生後間もない頃は正確な検査ができない場合もありますが、早期に異常の有無を確認するためにも入院中に赤ちゃんの聴力検査をおすすめしています。
検診料金 | 5,830円(非課税) |
小児の病気のなかには、生まれてすぐには発見できないが成長するにつれて重い障害が明らかになるような病気があり、この中には病状が出る前に早くみつけ、治療を開始することで発症を抑えることができるものもあります。各市町村では公的事業としてこのような20の疾患について新生児マススクリーニング検査を行っていますが、その他にも早期発見・早期治療が有効な病気があります(そういった病気はとても稀な病気なので診断も治療も難しいことが多いのです)。
当医療センターでは、現行の新生児マススクリーニング検査対象外の病気に対するオプショナルスクリーニング検査を導入しています。詳しくはこちら
検査対象 | ムコ多糖症(Ⅰ型、Ⅱ型、ⅣA型、Ⅵ型)、ファブリー病(男児のみ)、ポンぺ病、重症複合免疫不全症、副腎白質ジストロフィー(男児のみ)、脊髄性筋萎縮症 |
検査のタイミング | 新生児マススクリーニング検査と同時に行います |
料金 | 11,000円(税込・自費) |
申し込み方法 | 産前の助産師による指導時に詳しく説明します |